野村不動産の年収はどこまで高い?働き方や福利厚生は?
大手デベロッパーらしい高水準な給与に加え、職種・役職・年代別の年収や実際の働きやすさ・キャリアアップ環境まで、2025年の最新データをもとに徹底解説!
就職・転職を検討中の方はもちろん、「本当に年収が上がるの?」「出世しないと給与は頭打ち?」「激務なの?」という疑問も一気にクリア!
【2025年版】野村不動産の年収は?平均・ランキング・業界内の立ち位置
野村不動産株式会社は「プラウド」シリーズなどで知られるマンション・総合不動産デベロッパー。
最新2024年3月期の平均年収は1,185万円(平均年齢41歳)。
これは日本企業の中でも極めて高い水準であり、不動産業界・マンションデベロッパーでも堂々の2位。
給与だけでなく、平均残業時間12.5時間/月、有給取得日数15.1日、3年後新卒定着率98.2%と、働きやすさや定着率も業界屈指です。
平均年収
野村不動産の平均年収は1,185万円(2024年度)です。
これは全従業員の平均で、30代〜40代で1,000万円を超える人も多数。
賞与も安定的で、業績・評価連動ながら大きな下振れは少ないのが特徴です。
業界内での位置づけ:大手トップクラス
大手マンションデベロッパーのなかで堂々2位の年収水準。
三井不動産レジデンシャルが1,219万円、野村不動産が1,185万円と、ほぼトップ争い。
東京建物やプレサンス、大和ハウス工業など他の有名企業と比べても、「高年収・好待遇」として業界屈指の地位を築いています。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 三井不動産レジデンシャル | 1,219万円 |
2位 | 野村不動産 | 1,185万円 |
3位 | 東京建物 | 1,110万円 |
4位 | プレサンスコーポレーション | 1,097万円 |
5位 | 大和ハウス工業 | 964万円 |
6位 | 大京 | 852万円 |
7位 | エスリード | 834万円 |
8位 | 住友不動産 | 730万円 |
9位 | 穴吹興産 | 646万円 |
野村不動産の年収推移・年代別・職種別・役職別データ
ここからは、よりリアルな年収事情を紹介!
年代別、職種別、役職別…「自分はどこまでいける?」を数字でイメージできます。
年代別(20〜24歳〜50代・60代まで)
野村不動産の年収は「50〜59歳がピークで1,469万円」。
20代前半は533万円、30代で948万円、40代は1,209万円と、早くから高収入が狙えるのが魅力です。
年功的な側面はあるものの、成果主義の昇進・昇給チャンスも豊富です。
年代 | 推定年収 |
---|---|
20~24歳 | 533万円 |
25~29歳 | 711万円 |
30~39歳 | 948万円 |
40~49歳 | 1,209万円 |
50~59歳 | 1,469万円 |
60~69歳 | 1,067万円 |
職種別・役職別の年収目安
野村不動産は職種・役職ごとの年収格差が大きいことでも知られています。
営業職や管理職はインセンティブや賞与のウエイトが高く、「実力主義×年功序列」のハイブリッド型で高収入を目指せるのが特徴です。
口コミ・データサイトの平均値をもとに、実際の年収レンジを徹底解説します。
職種別の年収(事務/営業/管理職)
営業職はやはり年収トップクラス。成果がそのまま賞与・インセンティブに反映され、平均で1,244万円と非常に高い水準です。
管理職は全社の中でも抜群の収入で、1,955万円の実例も。
事務職は安定志向で、830万円が目安となっています。
このように、野村不動産はどの職種でも「業界水準を超える高年収」が見込める環境といえます。
職種区分 | 平均年収 |
---|---|
事務職 | 830万円 |
営業職 | 1,244万円 |
管理職 | 1,955万円 |
役職別(役職なし/主任/課長/部長/役員)
役職なしでも830万円からスタート。
主任で1,043万円、課長で1,363万円、部長クラスで1,541万円と段階的に昇給していきます。
役員ともなると年収2,000万円以上も珍しくありませんが、部長昇進以降はかなり狭き門。
昇進スピードやタイミングは個人評価・実力次第で大きく変わります。
役職 | 年収の目安 |
---|---|
役職なし | 830万円 |
主任 | 1,043万円 |
課長 | 1,363万円 |
部長 | 1,541万円 |
役員 | 2,000万円〜 |
部長に昇進できるのは限られた人材ですが、「30代後半〜40代で課長・部長昇進」も決して珍しくありません。
年次・成果・評価バランス型なので、「若いうちから高収入を目指したい」「自分の実力を評価されたい」人には理想的な職場です。
初任給・新卒1年目の年収
新卒で野村不動産に入社した場合の初任給・1年目のモデル年収を紹介します。
大手デベロッパーの中でも高水準なスタートダッシュが期待でき、毎年多くの新卒が応募しています。
学部卒/院卒の月給・賞与・想定年収
学部卒:月給30万円
院卒:月給31万5,000円(2025年4月実績予定)
ここに年2回の賞与・各種手当が加算され、新卒1年目の想定年収は430〜500万円程度が目安となります。
賞与は初年度からしっかり支給され、翌年以降は業績・個人評価によりさらに増加。
モデルケース(残業月20h想定)
「学部卒・残業月20時間・東京都勤務」モデルで試算すると、
基本月給30万円+残業代3万円+住宅手当1万円+賞与80万円(年2回)=初年度年収約460万円。
職種や配属によって多少の変動はありますが、大手企業らしい手厚いスタートアップです。
賞与・昇給・インセンティブ
野村不動産では賞与は年2回(夏・冬)、業績・評価に連動しつつも安定的に高額支給されています。
大手デベロッパーらしく、賞与の目安は年間6〜8ヶ月分とも言われ、インセンティブや部門表彰などもプラスされるケースが多数。
昇給は年1回で、年次昇給+評価昇給のハイブリッド。
「年功序列」的な安定性と、「成果主義」的なスピード出世の両立ができるのが特徴です。
営業や用地取得、プロジェクトリーダーなど、成果が数字で見える職種では特に賞与・手当で大きく年収アップを狙えます。
住宅手当、役職手当、通勤手当、家族手当などの金銭的なサポートも充実。
手取り額の目安(年収1,185万円・単身)
「1,185万円の年収って、実際どれくらい残るの?」と気になる方のために、
税金・社会保険料を考慮した野村不動産の実質手取り額をシミュレーションしました。
月次/年次の概算手取り(控除の簡易内訳)
年収1,185万円(東京都・独身・扶養なしモデル)の場合、
・所得税
・住民税
・健康保険
・厚生年金
・雇用保険
・介護保険(40歳以上の場合)
などが控除され、年間の手取り額は約782万円、月額65万円前後が目安です。
(控除の内容・金額は居住地や家族構成で変動します)
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | 11,850,000円 | 987,500円 |
所得税 | 960,000円 | 80,000円 |
住民税 | 630,000円 | 52,500円 |
健康保険 | 340,000円 | 28,333円 |
厚生年金 | 870,000円 | 72,500円 |
雇用保険 | 35,000円 | 2,916円 |
介護保険 | 90,000円 | 7,500円 |
手取り | 7,825,000円 | 652,083円 |
福利厚生・待遇
野村不動産は「高年収」だけでなく、福利厚生の手厚さ・働きやすさも魅力です。
住宅補助・社宅・独身寮・リフレッシュ休暇・育休/産休制度など、社員のワークライフバランスをサポートする制度が充実。
契約保養所やスポーツクラブ、持株会、フレックスタイム制も人気のポイント。
全社的な健康経営やダイバーシティ推進、テレワーク・時短勤務も積極導入されており、「大手らしい働きやすさ」を実感できます。
「家族ができても長く働ける」「業界で珍しく休暇が取りやすい」という声も多数。
休暇・働き方(有給取得率/在宅・フレックス)
平均有給取得日数は15.1日と高水準。
完全週休2日制(土日祝)+夏季・年末年始・リフレッシュ休暇で年間休日120日超。
フレックスタイム・在宅勤務(テレワーク)も積極的に採用し、ワークライフバランス重視の方にもおすすめ。
育児・介護との両立や、ライフイベント時の働きやすさにも配慮されています。
金銭系(退職金/住宅手当/持株会/年金)
退職金制度、住宅手当・社宅制度、社員持株会、確定拠出年金など、将来に向けた資産形成を応援。
住宅補助は都心部・地方配属ともに充実、独身寮や社宅も整備されています。
賞与や各種手当の上乗せも含め、「生涯賃金でもトップクラス」の待遇です。
育成・キャリア(研修/公募/異動制度)
新人・若手研修から管理職研修まで、キャリアアップ支援・専門スキル教育が充実。
社内公募やFA(フリーエージェント)制度、ジョブローテーションで多様なキャリアを実現できます。
「不動産×デジタル」「海外事業」など成長分野の研修も盛んで、チャレンジ精神のある人材が活躍しやすい風土です。